依頼する・しないに関わらず、知っておいて欲しいこと
印刷してご家族と共有していただけます(無料)
遺品整理とは、故人の方が大切にしていた物や生活用品を、ご家族の気持ちに寄り添いながら整理することです。ただ単に「片付け」や「処分」をすることではありません。遺品を整理することだけでなく、ご遺族のお気持ちの整理も遺品整理のひとつです。
生前整理とは、ご本人が元気な時に行うものです。ご本人の意思で「残すもの」「伝えたいこと」などを整理していくことを言います。遺品整理と生前整理の大きな違いは「時期」と「目的」の2つです。
「生前整理は縁起が悪い」と思われる方もいますが、「今後の人生の不安を取り除いて、安心して過ごしたい」と考える方がとても多いです。
正直、これには正解はありません。全く慌てる必要はなく、ご遺族の気持ちの整理がついたら始めればいいでしょう。四十九日が終わってから始める方もいます。
賃貸の場合は片付けが終わるまで家賃がかかってしまいますが、お葬式やお香典返し、四十九日などでバタバタしてしまうことが多いため、一通り落ち着いてからきちんと整理するほうがいいでしょう。
まずは仕分けから。大きく4つに分けましょう。
どの部屋から始めるかは、想い出の少ない場所からがおすすめです。押入れ・物置・洗面台から始めると気持ちが楽です。1日30分など無理のない範囲でコツコツ進めましょう。
最も大切なのは「焦って捨てないこと」です。よくあるのが:
後々必要になることが多いので、作業をスタートする前に大切なものを確認しておきましょう。
遺品整理費用は大まかに以下のものがかかります:
これらの費用が、作業立地・物量・期限の有無によって変わってきます。
見積もり内容をしっかり確認しましょう。費用の内訳が記載されているかどうか、疑問な点は必ず確認することが大切です。
遺品整理は、人生の中で何度も経験することではありません。そのため、多くの方が「何から始めればいいのかわからないまま」向き合うことになってしまいます。
急いで決めなくて良いことや、後から取り戻せなくなってしまうこと——それを知らないまま進めてしまい、「もっと知っておけばよかった」と後悔される方も少なくありません。
だからこそ、依頼する・しないに関わらず、先に「知っておいて欲しいこと」をまとめてお伝えしています。
無理に1人で抱え込まずに、自分やご家族が納得する形を選んでください。ただの相談相手でも構いません。困ったときに思い出していただければ幸いです。
筆者からのコメント
遺品整理・生前整理は心身ともに、負担のかかる作業です。故人様、そしてご家族のための整理です。早い、遅いに正解はありません。心の整理がついたら、始めるのがいいかもしれませんね。